協働運搬ロボットTHOUZER(サウザー)

”館内運搬の省力化”を実現

■お客様情報

丸二倉庫株式会社さま

丸二倉庫株式会社さまは、アパレル物流の物流診断・在庫管理・入出荷・物流加工から輸送業務をトータルに行っており、フレキシブルな物流サービスを展開。常に業務改善を推進し、物流品質の向上をされている精鋭集団企業です。

https://www.maruni-logistics.jp/index.html


ーTHOUZER(サウザー)導入の背景

荷量の増加に伴い保管エリアを拡大され、1回あたりの移動距離が増え、作業者が搬送作業に時間を取られてしまうという課題をお持ちでした。加えて人手不足ということもあり、搬送作業の自動化をご相談いただきました。

ー解決につながったソリューション

協働運搬ロボット THOUZER(サウザー)

THOUZER(サウザー)は、現場の省力化と省人化を実現する小型運搬ロボットです。

・協働運搬ロボットサウザー ハイウェイ機能付きを導入
・2020年、サウザーをエレベーター対応に改造

ー選んだ理由(改善担当者さまインタビュー)

高齢者や障害を持つスタッフも働いており「誰にでも簡単、安全に使える」という事を評価項目としてサウザーに決定しました。もちろん導入費用が安価で費用対効果が他社の製品に比べて高いという事も大きな要因です。また、機能として人や物にカルガモのように付いていく「追従機能」の性能の良さや、反射テープの上を分岐・合流をしながら目的地へ搬送していく「ライントレース(ハイウェイ機能)」は、メーカに頼らず自分達で経路作成・変更等の検証ができるのも、他社の製品とは違いました。

ーTHOUZER(サウザー)のエレベーター対応

THOUZER(サウザー)導入後に営業所を増床され、トラックバースとの関係でエレベーターを使用しての荷物の搬入搬出が必須となりました。さらに、エレベーター利用後は、建屋の端から端までの移動が発生しました。そこでエレベーターを待つ・乗る時間は無駄となってしまうため、「サウザーを無人でエレベーターに載せて、目的フロアーに到着したら、自動スタート出来ないか」という相談をさせていただきました。
エレベーター側に改造変更をせずに、当社にてエレベーター用スイッチを設計しTHOUZER(サウザー)をカスタマイズすることで、お客様の「THOUZER(サウザー)を無人でエレベーターに載せたい」を実現しました。


ー今後の活用について

RFID読取によるTHOUZER(サウザー)での無人棚卸をご要望されており、実現に向け、当社デモ機(サウザーBASIC)にRFIDリーダーを搭載しての検証作業に取り組んでいます。

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