PASiD scanで本人確認+申請書作成

”書かない窓口”を実現

■お客様情報

平川市役所さま

面積:346.0㎢
人口:約3万人
本庁:平川市柏木町藤山25番地6
https://www.city.hirakawa.lg.jp/
導入台数:18台
令和4年10月11日新庁舎を開庁。市内に分散していた行政機能を集約するとともに、従来の窓口業務を見直し「書かない窓口」の実現に向けて取り組みを開始。市民利用の多い窓口を集約しワンフロアサービスとして提供するなど、来庁者の負担軽減や利便性の向上、より充実したサービスを図る。
2023年10月には支所も含め、キャッシュレス決済の導入を予定。また効率化やサービスの向上に加え、非接触で行えるということから「LINE」でのオンライン申請の実施も予定している。

ー窓口業務の課題

・市民が窓口や記載台で申請書を複数枚書く手間がある
・高齢者や身体の不自由な方にとって、記入ミスによる再申請は負担となる
・市民一人ひとりの対応に時間を要し、ピーク時の待ち時間や混雑による密集、密接も懸念

ー解決につながったソリューション

本人確認業務サポートシステム PASiD scan

PASiD scanは、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類の両面同時スキャンや真贋判定、また本人確認書類から収集した情報を利用し、交付申請書などの帳票を自動で作成することが可能です。さらには窓口業務で負担となる本人確認記録の作成と保存を同時に行えます。

 
img_pasid

ー解決

 

 

本人確認書類からスキャンしたテキストデータから、さまざまな申請書を作成できるため、入力の手間や記入ミスのリスクを軽減
高精度な真贋判定に加え、本人確認書類の両面イメージを瞬時に採取。コピーなどの手間や時間を削減

ー選んだ理由

・来庁者の規模を考慮したうえで、安価で最大限の効果が見込めた
・様々な申請書様式に対応することができるため、汎用性が高く、書式の追加が可能
・令和7年度に予定しているシステムの標準化後にも継続使用ができる

   お客様インタビュー   

ーPASiD scanの導入に至った経緯を教えてください

窓口業務の見直しにおいて、手続きに必要なものや担当課などを来庁前に調べることができるナビシステム、コンビニ交付を構築のうえ自動交付機(キオスク端末)の設置など様々なサービスを検討・比較しましたが、市の規模を考慮して最大限の効果が見込めたものがPASiD scanでした。令和7年度に予定しているシステムの標準化後にも継続して使用できることにも魅力を感じました。
導入時の費用面に加え、専門知識がない職員でも書類の新規登録や修正が簡単にできるなど、機能面でも対応できる幅が広かったのもポイントです。


ー導入後の効果はいかがでしたか

従来の手書き記入では時間のかかる高齢者や身体の不自由な方の対応時間が大幅に短縮されました。書き間違いも防げるうえに、複数枚申請書が必要だったものも、本人の確認サインの記入だけで済むようになりました。またピーク時については、一人ひとりの対応時間の短縮により待機者の減少にも繋げることができました。
「書かない窓口」に関するアンケート収集箱を設置していますが、市民の反応も良好で、マイナンバーカードの普及に伴い、本人確認書類による申請者が増加しました。新庁舎開庁直後は使用率27%ほどでしたが、9ヶ月ほどたった今では全体の50~60%まで増加してきています。


ー満足度はいかがですか

特に高齢者などの書類の記入が難しい方からは、利便性が高いというご意見を多く頂いています。運用方法にもよりますが、窓口が常に混雑するような場合や、書類記入がスムーズにいかない方が多くいらっしゃる場合など、他の自治体様にも導入をおすすめしたいと思います。

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