お客様インタビュー
ーPASiD scanの導入に至った経緯を教えてください
窓口業務の見直しにおいて、手続きに必要なものや担当課などを来庁前に調べることができるナビシステム、コンビニ交付を構築のうえ自動交付機(キオスク端末)の設置など様々なサービスを検討・比較しましたが、市の規模を考慮して最大限の効果が見込めたものがPASiD scanでした。令和7年度に予定しているシステムの標準化後にも継続して使用できることにも魅力を感じました。
導入時の費用面に加え、専門知識がない職員でも書類の新規登録や修正が簡単にできるなど、機能面でも対応できる幅が広かったのもポイントです。
ー導入後の効果はいかがでしたか
従来の手書き記入では時間のかかる高齢者や身体の不自由な方の対応時間が大幅に短縮されました。書き間違いも防げるうえに、複数枚申請書が必要だったものも、本人の確認サインの記入だけで済むようになりました。またピーク時については、一人ひとりの対応時間の短縮により待機者の減少にも繋げることができました。
「書かない窓口」に関するアンケート収集箱を設置していますが、市民の反応も良好で、マイナンバーカードの普及に伴い、本人確認書類による申請者が増加しました。新庁舎開庁直後は使用率27%ほどでしたが、9ヶ月ほどたった今では全体の50~60%まで増加してきています。
ー満足度はいかがですか
特に高齢者などの書類の記入が難しい方からは、利便性が高いというご意見を多く頂いています。運用方法にもよりますが、窓口が常に混雑するような場合や、書類記入がスムーズにいかない方が多くいらっしゃる場合など、他の自治体様にも導入をおすすめしたいと思います。